A boiled egg

ぼちぼちいこか

2020夏アニメ見たやつ

 コロナ禍の年も残り3ヶ月。色々あったねと言いたいところだが、ほぼ家にいるので特に言うことがない。ライブとコミケが尽く死んだのが痛すぎる。アニサマ2020現地はどこ……?

 

今期見たアニメは14作品。再放送等の過去作品も今回は入れてみた。新アニメは9作品。

 

A.I.C.O Incarnation

炎炎ノ消防隊 弐ノ章

・GREAGT PRETENDER

ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld

デカダンス

とある科学の超電磁砲T

富豪刑事 Balance:UNLIMITED

・放課後ていぼう日誌

Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season

 

過去作品

_summer

ガーリッシュナンバー

・女子高生

ひぐらしのなく頃に

・楽園追放

 

以下ネタバレ感想

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A.I.C.O Incarnation

 2018年のNetflix独占配信のアニメ。自身の完全なるクローンとか、そこにおけるクローン側のアイデンティティは存在するのか云々の話は大好きなんですよね。

 脳はオリジナル、体はクローンだと思ってたのが、実は逆でしたと突然真実を突きつけられるのはなかなか堪えた。自身の思い出は自身のものではなく、ただのオリジナルの脳の思い出のコピーであるというのは、つまり自己の人格を形作っている経験は唯一無二ではなく全てオリジナルからの譲り受けで、自身にしか持ち合わせていない経験は1つもないという事になる。人格形成の要因の大部分を占めている、周囲の環境による経験が完全なる他者のコピーというのは、それだけで十分アイデンティティの喪失に繋がるであろう。

 しかしこの物語は、それだけで人格は両者で死ぬまで同一であることはないという事を示している。もちろん過去の経験が同一であれば形成される人格は似たものになるだろうが、あくまでそれは視点が過去のみの話である。未来においても死ぬまで周囲の環境には晒されるわけで、つまり死ぬまで人格は新しく形成され続けるのである。クローンの脳はクローンの体に戻り、オリジナルの脳はオリジナルの体に戻って別々の人生を歩み始めたあの瞬間から、その人格は全くの別物になり始めたと言えるだろう。全くの同一人物だった2人が分岐点をきっかけに別々の人格を獲得していくのも超好きです。何年後かに再開してお喋りしているところも見てみたいなあ。

 

炎炎ノ消防隊 弐ノ章

 アドラバーストに目覚めた短髪ピンク髪の子、味方に回るかと思ったのに敵側に行ってびっくりした。でもあの子の考え方はちょっと分かる。

 未開の地に行く的な回は、少年漫画の冒険譚みを感じて、そこはやっぱり週刊少年マガジンなのかね。久しぶりにこういうの見て1周まわって新鮮だったけど。

 伝導者がいよいよきな臭くなってきてこれからの展開が楽しみ。次クール継続。

 

 茉希や環、アイリスは相変わらずえっちだった、もっとえっちにしろ。

 

GREAGT PRETENDER

 詐欺師のアニメというだけあって、視聴者である自分も見事に騙された。1話で気持ちよく騙されただけに、サクラマジック回でもやってくれやがって、本当に見てて楽しい。

 こっからは我々も詐欺師視点で物語を見ることになるだろうが、一筋縄では行かない相手をどう爽快に騙すのかどうかがポイントになってくると思う。次クール継続。

 

ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld

 なんやかんや3期も見終わってしまった。魂がどうとか、自分の世界の上位存在が目の前に現れたらどうするかとかの話は、個人的にはかなり表面上で薄っぺらい気がした。まあこういうテーマは何かしら物語の中で結論付けると誰かしらは納得できないものだけど。

 幼少のアリスが1番可愛いと思うけど、成熟したアリスも可愛いもんですね。ぜひ私にも夜這いしてほしい。

 最終話は突然ロボ×宇宙みたいな要素出てきて流石に笑っちゃった。なんなんですかあれ。

 

 SAOではアインクラッドが1番好きなのでプログレッシブアニメ化は結構楽しみ。

 

デカダンス

 見てないオタクはとりあえず2話まで見て。話はそれからだ。

 

 終盤でネタばらしする世界観を2話でやってくれたのは本当にやらかしてくれたなと思った(褒め言葉)。それのお陰でギアとタンカーの言葉の重みの違いを感じながら見れた。サイボーグと人間でデザインの雰囲気が違うのが、2つの世界の隔絶をよく表してるなと思った。

 やっぱ物理のデカダンスキャノンなんですわ。ビームは時代遅れ。

 

とある科学の超電磁砲T

 後半の、インディアンポーカーからの話の持っていき方が物語として雑じゃない?と思った。インディアンポーカーよりももっといい方法あったと思うんだが。

 操歯の上司?みたいなやつ(名前忘れた)が人間としても研究者としても終わってて笑った。思い込みで研究するのはあかんでしょ。

 佐天涙子さんは相変わらず可愛かったです。

 

富豪刑事 Balance:UNLIMITED

 最初単話でやって後半本題を続けてやるのは、虚構推理っぽいなーって思った。各話サブタイが、「金が全て」みたいなのもあれば「金で得られないものもある」みたいなのもあって面白かった。後半は特に後者のサブタイ多かった。内容的にも非常に合っていたと思う。

 金の力を使って事件を解決させていく神戸大助は見ていてとても気持ちがよかった。車好きの国王のパレードで彼の乗っていた車を即億で買ったりとか、被害の3倍を常に支払ってるとか、お前年収何京だよって感じ。流石に金銭感覚狂ってるにも程がある。一般人にアプリ使わせて犯人の所在辿るってやつは、金さえあれば、こんな事までやれるかもしれないのかと感心した。

 最後のヘリも序盤の単話を思わせるような流れでいい演出だった。やはり金は正義。5000兆円ほしい!

 

放課後ていぼう日誌

 ボーッとしながら釣りしたいね。そんな風に思わせるアニメであった。

 私の釣り経験は、高校卒業後に同期とキャンプをした時のみである。その時は、なんとなくやり方調べた程度で風の強い堤防に行って散々だった。糸はまともに結べないわ仕掛け用の籠は糸が切れて海の藻屑になるわでかなり凹んだ記憶がある。まあ他人が釣った魚の刺身食って全部忘れたんですけどね。

 陽渚が虫餌苦手な気持ちは分かるけど後半は流石に慣れろよとイラッとしたし、全部野蛮人扱いで纏めようとするのは頭悪いなってちょっとおもいました。

 ワイもていぼう部入ってアジの干物と燻製食ってビール飲みてぇ〜

 

Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season

 レムよりラム派なので、出番多くて満足です、はい。

 「嫉妬」の魔女がいるから、残り6つの大罪もいるよねって感じで全員集合してた。エキドナが1番可愛い。ハガレンに影響を受けすぎているせいか、もうちょっと性格極端にしてもよかったんじゃない?とは思った。強欲の魔女とか、あらゆるものがほしいって感じじゃなくて単にあらゆる事が知りたいってだけだったし。まあ全てを辿れば知識に行き着くみたいな感じなのかな。

 29話で転生前の過去と向き合う話はボロ泣きしましたね。二度と会えない人物に未来を後押しされるのってめちゃくちゃ涙腺弱くなるんですよ。死別系の話で、遺族に希望を託す的な話は決まって脱水症状起こすほど泣くし。

 サテラの考えはなんとなく分かったけど、何の意図があって死に戻りを与えたのかはまだよく分かんないっすね。

 

 

_summer

 全2話のエロゲ原作アニメ。私も意中の女の子と灯台登って花火見て〜。

 2話しかないし見たのクール始めの7月だったのであんま覚えてなくて書くことないです。ごめん。

 白髪の子が可愛いなって思ってた気がする。

 

ガーリッシュナンバー

 声優やってる女の子のアニメなので実質それが声優!ですね。それが声優!見てないけど。ごめん。

 主人公の神経が図太くていい味出してて面白かったし、キャラ原案がQP:flapperなので萌えアニメとして申し分ない。ナイーブな面見せたかと思えばちょっとした事ですぐいつもの調子に戻る千歳ちゃん好き。こんな女友達がほしい。

 あのクソプロデューサー見てるとSHIROBAKOのクソ制作進行思い出すのでクソ。アニメ自体はガーリッシュナンバーSHIROBAKOも神。ガーリッシュナンバーのopとedも神。

 

女子高生

 2006年のアニメ。令和の時代に何を見てるんだ私は。原作の漫画をAmazon Prime Readingで読んでて、アニメ気になって見た。女子高での女子高生の生々しい実態やバカ騒ぎが見られる。絵里子ちゃんみたいな黒髪系ロングの女子高生を傍に置きたい人生だった。

 

ひぐらしのなく頃に

 2006年版の方。解はまだ見てない。

 なんとなく全容は掴めた気でいるけど、はっきり分かった事は園崎姉妹の入れ替わりだけで、最終話の圭一の「姉妹の入れ替わりに気づけただけでもよかったぜ!」のセリフで、全くその通りだと思った。いや、よくはないけど。

 圭一と梨花がリーディングシュタイナー使ってたので実質シュタインズ・ゲート

 

 解見終わったらリメイク版見る。

 

楽園追放

 世界観が最高に好きなアニメ映画だった。サイバーパンクな視点から人間社会を観察する作品は非常に面白い。PSYCHOPATH面白れーって見てる人には絶対オススメ。脚本がPSYCHOPATHの脚本もやってる虚淵玄だし。

 戦闘シーンはどれも素晴らしいが、ラストの宇宙空間での戦闘は疾走感が非常に気持ちいい。映画館でこれを見たかった。

 見終わった後に、「生きるって素晴らしい」と思える作品。

 

 

 今期はGREAGT PRETENDERとデカダンスを生きがいにできた。GREAT PRETENDERは来期も続くのでまだまだ死ねない。

 来期(というかもう今期)で見そうなやつをリストアップしたら22ぐらいになった。流石に全部は無理だからここからどのぐらい減るかね。神さまになった日とOne Room3期を見るのは確定してる。