A boiled egg

ぼちぼちいこか

さつきコンプレックス 感想

 まんがタイムKRコミックスの「さつきコンプレックス」を読んだ。既刊3巻で、2015年からずっと休載してるらしい。

 

 

 ジャンルはコメディ・ギャグ・男の娘といったところ。男の娘の要素に惹かれてずっと気になっていた。Amazonブラックフライデーセールで安かったので思い切って電子版を買った。

 

 日常系の4コマ漫画で特徴的な(と私は思っている)、短いギャグやコメディが間髪入れずに沢山やってくる感じがとても面白かった。登場人物の不貞を見かけた他のキャラがとりあえず殴りかかったりするのは勢いがあって笑えるし、性的っぽい描写があるのも「男の娘」という性をテーマにしたものだからこそガチっぽさがあり私は好きだと思った。

 そういうのが話のメインで繰り広げられるだけでなく、登場人物の後ろで小さく描かれてたりするのも、とても賑やかな感じがして楽しく読めた。

 

 表紙の主人公?ヒロイン?は「完全に女性として生きている。ただし性自認は一応男」って感じの男の娘。「やんごとなき事情で女装しなきゃいけないが、本人はそれを嫌っている」みたいな感じの男の娘も一応いる。こういった男の娘の種類には一長一短あるので、どれが一番好きかは私の中で決められていないのだが、この作品では前者の方が好きかな。単に表紙の子の見た目がすごい好みってのも大きいが。

 

 

 こんなに可愛い子が女の子なはずがない。早く続きを描いてくれ作者。