A boiled egg

ぼちぼちいこか

アニメ「怪獣8号」感想

 2024春アニメの怪獣8号を見た。

 一応原作を途中まで読んでいるのだが、かれこれ1、2年近く最新話追ってないので、どこまで読んでるか、そもそもどんな内容だったかの記憶はかなり曖昧。流石にアニメより先の内容で止まっていることだけは確か。この間実家に帰省したら、父親が単行本全巻買ってた。

 敵との戦いのシステム化や、敵の兵器への転用などが思いっきりワールドトリガーパクリ雰囲気が似ているが、それを考慮してもワクワクする展開が続いて面白いと思っている。怪獣8号然りワートリ然り、戦い方や組織形態が画一化されてる分、「未知の敵」の謎めいた部分に話の重きを置けるからかもしれない。あと、仲間との立場の関係性が「同僚」とかの我々の生活でもイメージのしやすい形になっているから、友情関係などの共感を得やすく、大きな違和感を感じることなく見続けられるというのも、この手の世界観のプラスの効果としてあるかもしれない。

 他に雰囲気が似ている作品で言えば、主人公の立場がチェンソーマンとか寄生獣を彷彿とさせる。カフカに入ってきた「怪獣8号」ってポチタみたいな境遇にあったんじゃないかと、勝手に考察している。

 怪獣ワークスをカラーが手掛けていることもあってか、怪獣の見た目にエヴァみを感じるようなそんなことないような。とりあえず迫力や躍動感が凄くてカッコいいのでヨシ!!!細かいことを気にする前に直感的なカッコよさを味わうのが、アクションものの楽しみ方の一つである。

 個人的には、四ノ宮キコルが一番カッコいいし好き。アニメ後の展開を知っているからというのが最大の理由だが、単に、小柄な体に武骨さや勇猛さを秘めているギャップから来る、その人の持つ迫力のようなものもメチャカッコいい。普通に怪獣8号が戦ってるシーンも好きだわよ。

 

 早くジャンプラで原作の続き読まないとなあ……