A boiled egg

ぼちぼちいこか

ハッピーシュガーライフ感想

主人公が病んでるレズってのは聞いていたハッピーシュガーライフを昨日一気見した。

花澤香菜さんが病んでる感じのキャラ演じるのはあんまり馴染みがなかったが、これはこれでという感じだった。

1話から最終話まで、どんな歪でも愛の形態は人それぞれというものが一貫していると感じた。1話と最終話の、「それが私のハッピーシュガーライフ」というセリフはまさにそれを表しているのではないか。

全体通して一番衝撃的だったのは、やはり9話の殺害シーンである。変態教師とかロリコンとか軽く超えて衝撃だった。挿入歌入った時点でなんか嫌な予感はしてたけど。さとうがあんな事ができたのも、彼女自身が言ってたように、その友人も大多数の一人に過ぎなかったからであろう。人殺しは前も散々やってるわけだし。
どんな事をしてでもこの生活を守る、という彼女の揺らがない意志がめっちゃ伝わってくる。

劇中でハッキリと殺害シーンが描写されている唯一の場面なので衝撃も大きくなるというもんです。

最終話でさとうは転落死するわけだが、これには友人を殺した罪滅ぼしの意味は無いと考える。結果だけ見ればそう見えなくもないが、過程が全然別だし。
まあそうであっても良いなとは思う。だってしょうこちゃん数少ないまともな人間だもん。何らかの形で報われてほしいって思っちゃう。

原作読んでみようかなと見てる最中は思ってたけど、綺麗に終わったので別にいいかなとも思ってる。気が向いたら読みます。