A boiled egg

ぼちぼちいこか

サカサマのパテマ感想

Amazonプライムでサカサマのパテマを見た。元々別の作品を久しぶりに見るかーって探してなかったので、ピックアップされてたアニメ映画の中から選んで見た。

 

まず主たる設定はかなり好きだなと感じた。ヒロインのパテマは、働く重力が逆さまで空に落ちていくサカサマ人なのだが、空に落ちていくシーンはなかなか爽快に感じた。そこの設定に関して、物理法則もっとちゃんと仕事してと突っ込みたくなるシーンは多々あるが、そのシーンだけ脳死で見てれば気持ちいいシーンだしまあ良しとする。でもラストのシーンに関しては思いっきり突っ込みたい。なんで逆さまに落ちていくかの理由完全に忘れてんだろって感じだから。

 

あと、地下に荒廃した鉄の街、地上にはディストピアっていうのも、どっかで見た感じだが、だからこそ好き。そういうものとは知らずに見始めたから、まずボロボロの鉄パイプが出たところでちょっと興奮したし、管理された感じの放送が流れた時にはディストピアだやったー!と声が出た。ディストピアは眺めてるだけで十分ですという感じだが、荒廃した世界は巡ってみたい。誰か核で世界終わらせてください、俺が死なない程度で。

 

男主人公のエイジとパテマが、お互い落ちないように抱きつくシーンがしばしばあるのだが、にこやかにパテマのへその辺りに抱きついていくエイジが変態にしか見えない。パテマの頭も彼のへそ辺りにあるので、もう少し下だったらやべえなと勝手に思ってる。なんなら俺がパテマに抱きつきたい。

 

それはさておき、全体の話の流れとしては大体筋が通っているので良かったのではないかと思う。90分ぐらいのアニメ映画だし、説明が不十分だなと感じるところもいくつかあるが、自分は脳内補完でなんとかなったので、ぜひ興味があったら見てほしい。比較的最近(って言っても5年前)なので見てる人も結構いるかもしれないが。

 

ネタバレ匂わせる感じだからあんまり詳しく書かないが、終盤も終盤の空の塗り分けは良いなと感じた。良いしか言ってない気もするするがあんま細かく書きたくないので。

 

俺も重力逆さまの美少女に助け求められながら抱きつかれてえなあ。