A boiled egg

ぼちぼちいこか

スマホでの写真撮影が主流のご時世、カメラを買ってみた

 「写真を撮る」と言えば、今や多くの人がスマホで行う事だろう。

 もちろん、一眼レフ等で高画質の写真を撮るのにこだわっている人も、まだまだ多くいる。

 が、いずれにしても「ちょっとした風景・日常を残したい時は、スマホでサクッと撮影」という世の中になっているのは、間違いではないはずである。

 

 そして、私は今回カメラを購入した。初のカメラ購入である。

 一眼レフ等ではなく、コンパクトデジタルカメラを買った。SONYのRX100Ⅲというモデルのものである。最新モデルでもなんでもなく、10年ぐらい前のやつで、Amazonの中古で4万6000円ぐらいで買った。かなり安かったので傷等はある程度ついているが、動作は問題ない。

カッコつけてネックストラップも買っちった。そして本体がちっこい。

 私がカメラを買おうと思ったモチベーションは、二つあった。

 まず一つが、私の所属する大学院の授業や研究の調査の関係で、山などに行くことがしばしばあり、そこで地層や鉱脈、各種ジオスポットを見ることがあるからということ。スマホでもまあまあのものは撮れるが、やはり撮影に特化した機械には劣る。地層や鉱脈の構造が微細である場合などは特に。また、山の中ですぐに日が落ちたりすると、露頭だと周りは街頭もほとんどない環境になってしまうし、明かりのある施設の写真でも、スマホの夜景モードで撮ってもたかが知れるものしか撮れない。

 二つ目に、旅行やイベントなどで普段行かない場所での写真を撮った時に、その写真が若干粗くて残念に思うことが、ままあるからということ。

 一つ目にしても二つ目にしても、超高画質の写真は求めていないにしても、それなりに綺麗な写真を撮りたいよなあと、常々思っていたわけである。ちなみに、今私が使っているスマホは「OPPO A73」というスマホである。1年半ぐらい前に、中古で1万4000円ぐらいで買った。

 

 「カメラの性能がめちゃくちゃ良いスマホ買えばよくない?」「下手に安い/古いデジカメ買うよりいい写真撮れるかもよ?」みたいなことも考えたのだが、私はスマホにそんなお金をかけたくないし、スマホに高性能カメラを積もうという気持ちもあまり湧き上がってこなかった。スマホはあくまで「連絡・軽いネットサーフィン・簡単な写真記録」として使いたいのである。あと、「自分用のカメラを持つ」というのが、撮影へのモチベーションやテンションが非常に上がると思ったという、とても単純な理由もあったりする。

 そんなこんなで、「普通のスマホよりかは綺麗な写真が撮りたい」「今のところカメラ沼にハマる予定はないから、そこそこの性能でなるべく安価で」というところで、コンデジのRX100Ⅲを購入したというわけだ。いきなり一眼レフに行くというのも一瞬考えたのだが、モチベーション的にもお財布的にも、今はそこまでには到達していない。

 正直、カメラに関する知識は皆無なので、このカメラがスペック的にどこら辺の立ち位置にいるのかはよく分からないが、発売から約10年経った今でも、デジタルカメラの中では根強い人気を誇っているらしい。

 SDカードの容量は、とりあえず32GBを1枚しか買っていない。買おうと思ったきっかけとなった「大学院の授業や研究」「旅行やイベント」以外では、基本的にこれまで通りスマホで済ますつもりである。容量余らせまくったらもったいないし、ひとまず32GBにしておいて、足りなくなったら買い足せばいいかなと。

 頻繁、かつ長時間使うつもりもないので、予備のバッテリーも買ってない。モバイルバッテリーを併せていればいいかなって思ってる。まあこれも、今後の使用状況次第やね。