A boiled egg

ぼちぼちいこか

鹿児島の焼酎「だいやめ DAIYAME」

 先日、学会で鹿児島に行ってきた。ちなみに私は発表はしていない。発表しなくても交通費や宿泊費の支援はしてくれるとのことだったので、せっかくだし現地で発表を聞いていた。

 

 で、私が旅行や出張をした際に毎度やっているのが、「ご当地の焼酎探し」である。以前投稿した、北海道の焼酎を買ったのもこのためである。

boiler.hatenablog.com

 

 ご当地の焼酎というのは、東日本あたりになるとほとんどなく、あっても米焼酎麦焼酎というのが、芋焼酎好きの私にとっては悲しいところである。

 しかし鹿児島は、本場なので当たり前だが、芋焼酎がこれでもかと揃っているので、種類が少なくて飲み飽きる、ということは決してない。芋焼酎好きにとってのエデンの園である。

 

 今回は、宮崎に住んでいる父親におすすめを聞いて、「だいやめ DAIYAME」という芋焼酎を飲んでみた。

 ボトルのデザインは、焼酎というよりむしろワインのようである。めっちゃオシャレ。味の特徴としての謳い文句は、「ライチを想わせる甘い香り」であるようだ。

 

 確かに飲んでみると、甘さや柑橘系のものを想わせる香りが感じられる。しかし口の中では芋特有の風味もしっかりある。

 原材料はさつまいもと米麴と表記されているので、この焼酎は芋焼酎米焼酎が混ざったものであると言える。米焼酎は味的にほぼ日本酒のようなものなので、日本酒特有の甘くすっきりとした風味が、芋の苦みに添加されてライチを想わせるのだろう。

 

 炭酸で割って飲むと柑橘チューハイのような味わいになるので、「芋苦手だけど、焼酎や芋焼酎に興味はある……」って人は、芋焼酎に挑戦してみる最初の1本目としていかがだろうか。