A boiled egg

ぼちぼちいこか

ラズベリーキューブ 感想

 まどそふとから発売されているエロゲ「ラズベリーキューブ」をプレイし終えた。予約して発売日に手に入れたから、3年近く積んでいたことになる。まじでエロゲ積んでばかりだなこいつ。

 

 

 選択肢はマップ上から行きたいキャラクターを選ぶという形で、行きたいルートのキャラを選んでいればOKというめちゃくちゃ分かりやすいシステムだった。ノベルゲームに関してはあんまり選択肢であれこれ悩みたくない質なので、攻略サイト見なくてもいいこのシステムはありがたかった。途中から気付いたけど、このマップ舞台となる町の説明の役割も担ってるのね。

 

 

 共通ルートはマップ選択して数分程度のストーリー読んでの繰り返しで、本当にすぐに終わる。大体30分ぐらいで終わる。流石に短すぎワロタ。各ルートも大体3~4時間ぐらいだったかな。

 

 主人公が元不良という設定から、シリアスイベントはそれを活かしたものが多かったように思う。つまりトラブルの相手が、不良だったりヤンキーだったりヤクザだったりってことですね。主人公が不良時代を振り返って、反省する過程を描けるので、妥当なシナリオであったと思う。

 

 まどそふとらしいギャグやコメディがとても好きで、この作品でもそれが健在でとても満足できた。ブラックジョークも程よい感じにおさめてくれるのもポイント高い。

 

 

 個人的な不満点は、キャラ同士の掛け合いが少なすぎたことかな。恋愛ものであるから、主人公とヒロインのやり取りが主体になるのは当たり前のことなのだが、他のヒロインとのわちゃわちゃした会話も好きなので、それがもう少し欲しかったところである。ヒロイン同士のやり取りって意味では、まどそふとの前作である「ワガママハイスペック」がとても良かった。

 あと、みなとルートは最後にコスモスを植えた伏線を回収して終わらせて欲しかったなあと。結局植えた後何も描かれなかったのが残念。みなとのコスモスに対する思いからも、みなとと咲いたコスモスのツーショットが見たかった。

 

 

 

 まだまだ数年物の積みゲーがたくさんあるのでやっていかないとな()。まどそふとのラズベリーキューブの次作「ハミダシクリエイティブ」もやりたいが……