A boiled egg

ぼちぼちいこか

私に天使が舞い降りた!プレシャス・フレンズ 感想

 わたてんの映画を観てきた。公開日2022年10月14日(金)。

 

 このアニメもとい漫画って、幼女可愛い~って思考ばっかするから忘れがちになるけど、百合姫なんよね。幼女全員が年の離れた主人公に好意を向けるハーレム的な奴(ロウきゅーぶとか)とは違って、わたてんには幼女同士のカップリングもあるから、その度に百合姫だったことを思い出す。

 私はカップリングに関してどれがお気に入りとかは特にないが、キャラ単体ではアニメ一話の時から圧倒的に花ちゃんが好き。やはり黒髪(青髪?)ロング幼女なんだよね。ハイエースしたい。

 色使いもすごい好きだね。パステル調で明るくてポップでふわふわした感じって言えばいいのかな?語彙力なくてすまん。

 ちなみに漫画は二巻まで読んでる。アマプラのPrimeReadingで二巻まで無料で読めたので。

 

 

 

映画の導入

 で、今回は花ちゃんのおばあちゃんの家に行くという話であった。おばあちゃん若過ぎね?って論争が生まれているかもしれないが、小学生のおばあちゃんだったらあれぐらいの顔でもあんま問題ないと思う。おばあちゃんと母が25歳ぐらいで子供産んでたら、孫が小学生の時はおばあちゃんは大体60歳ぐらい。60って髪の毛も顔も40、50ぐらいに見える人ってちらほらいるので、そういう類のおばあちゃんってことで。おばあちゃんのギャグ寒すぎたしそれをわざわざ別の人が解説しちゃってるのはもっと興醒めだった。全部おばあちゃんの友達が悪い。

 

子持ちの人の百合ってなんなん?的なこと

 百合姫からしょうがないかもしれないが、男が全く出てこないのはもうこの際いいとして、おばあちゃんや母親の領域まで百合の概念持ち込むのってどうなの?って、この作品に限らずよく思う。解釈次第なのはもちろんだが、親友じゃなく百合解釈の方をしやすいような仲だったのは間違いない。末端の娘が百合してるのは問題ないというかむしろそれが無いと作品が終わってしまうのでいいぞもっとやれなのだが、おばあちゃんと母親はあくまで男と付き合って結婚しておせっせしてる人間になるわけなので、そいつらが百合をするのは夫が可哀想だなと思う。貴方の奥さん百合堕ち不倫しようとしてますよ。モブで男はちらほらいるので、実は女性のみで妊娠できる世界が舞台のSFアニメだったとか、男は繁殖用の道具としてしか見らてなくてどっかの施設で管理されてるディストピアだったとかではないはず……前者は一応可能性捨てきれないけど()

 

みやこと花ちゃんの関係がエモいねって話

 幼い頃から仲良しのおばあちゃんとその友達の回想とか過去と現在の行動の重ね合わせで、みやこと花ちゃんの交友関係もずっと続いていくことの示唆は純粋にエモかった。何十年も親密でいた人同士って、お互いに人生を構成してきたものの中でかなりの部分を占めていて切っても切れないものであるから、そういうものにお互いなれるといいね。もちろん親密だった時間だけでなく、想いってのも大事すぎるけど。

 あと、みやこは花ちゃんのプレゼントのヘアピン使ってやれ。使わないと意味ないってのももちろんだが、失くしたら一生後悔するって理由で使わないままでいると、なんでもっと使わなかったのかとか使ってるところ花ちゃんに見せなかったのかの方でより後悔すると思うぞ。なんかこの書き方だと花ちゃんが死んだみたいになってるな。とにかく、「プレゼントを大事にする」の意味をはき違えないことやね、プレゼントが実用的なものなら尚更。

 

おばあちゃん家の謎間取り

 おばあちゃんの家の玄関入ってすぐにアイランド型のキッチンとダイニングあるの謎すぎん???しかも、配置が限られまくってるマンションじゃなくて一軒家だから、余計間取り謎過ぎる。それから、おばあちゃんは「古い家だから~」とか言ってたけど、古い家にアイランド型キッチンとかあるわけないだろ。元旅館だったとしてもだ。リフォームした系だったらまあ話は変わってくるけど。

 おばあちゃん家来るたびに、家の柱に身長の目印つけるのすごく分かる。私もガキの頃、父方の祖父母宅来るたびにやってた。姉弟と従兄姉ぐるみでやってた。その家リフォームしたからもうその柱ないけど。みやこの「こういうのって本人だけじゃなくて、その時一緒にいた人にとっても思い出になるから」は本当にそうだと思う。あの時あいつこんなに小さかったんだとか、この頃の自分こんなに小さかったなら確かに部屋を今より広く感じてたのも納得だーだとか。今では柱のことを思い出そうとして、リフォーム前の祖父母宅の思い出が呼び起こされるようになっちゃったんだけどね。

 

今回の話の聖地

 聖地は埼玉の長瀞町みたいね。長瀞町観光協会のホームページのトップページにデカデカとコラボレーション企画のお知らせが載っててビビった。電車で行ける場所で聖地巡礼のハードル低いから、オタクがワラワラと集まってそう。関東圏からだったら一泊二日ぐらいでちょうどいい感じに聖地巡礼できそう。私は聖地巡礼ってよりかは純粋に長瀞ライン下りやってみたい。鉄道むすめならぬ「鉄道ひげろー」が作中に出てきて笑った。

長瀞町観光協会のコラボ企画ページ

わたてん!プレフレ×長瀞町観光協会 コラボレーション企画 | 長瀞町観光協会公式サイト (nagatoro.gr.jp)

 

恐怖の松本

 松本があらゆる場所にさも当然のようにいるの怖すぎたし、誰もその存在に気づけてないのも怖すぎた。まあそれが彼女の平常運転ではあるんだけど。松本がストーカー行為を咎める人が誰一人いなかったので、みやこ達の明るい雰囲気と同時並行で淡々と行われるストーキングに、アニメ以上に本気のホラーを感じた。「旅行楽しかったね」って言いながらみやこの写真を撫でる松本のシーンで映画終わるとか、恐ろしすぎでしょ。今からでも作品のジャンルをサイコホラーにでも変えた方がいいんじゃないか?

 

雑にまとめ

 みんな可愛かった。特に花ちゃんが相変わらず可愛すぎた。花ちゃんのロングヘアーhshsしたい。みやこ、取り敢えずそこ代われ。子持ち人間の百合はよく分からん。状況次第では理解できるかも。長瀞町観光したい。松本はやっぱり怖すぎる。現実にいたら普通に許容できないレベルのキモさ。花ちゃんhshsしたいとか言ってる私が言えた立場じゃないな。おわり。閉廷。