A boiled egg

ぼちぼちいこか

2022秋アニメ見たやつ

 大学の卒論等々で、秋アニメの最終話あたりの時期にはあまりアニメを見れる精神的余裕がなくなってた。卒論に関しては、あとは内容の修正をするだけ(のはず。追加実験とかを命じられなければ)。2023冬アニメも、まだあまりチェックできていない。

 2022年の秋アニメで見たのは以下の通り。ネタバレ注意。終盤~最終話までの間隔がだいぶあいていて、詳しく覚えていない作品が多くあるので、今回はどれも簡潔にいこうと思う。

 

 

 

 

アキバ冥途戦争

 任侠×メイドという作品にすることで、両者のギャップによって生まれるカオスを醍醐味としているのがすぐに分かった。なおかつそれをより強調するための各種要素も印象的だった。例えばペンライトの代わりにチャカ使ってたりだとか。カオスではあるものの、上手いことカオスを整頓できていたので、雰囲気は結構好きだった。

 それにしても、主要人物格が割とバンバン死んでくのが衝撃的だったね。まあだからこそ、人の命だったり絆の儚さみたいな任侠っぽさをより演出しやすくなってるのかもしれないけど(本当の任侠ものを見たことないけど)。

 

 

異世界おじさん

 この作品は前回の2022年夏アニメの感想にも書いてる。コロナで放送一時中断して、秋アニメで仕切り直しってやつ。

 コロナで制作現場が混乱したか知らないが、終盤の運びや作画がかなり雑になってんなーと感じた。あと、異世界の方の話がメインになってたのも、「いや、見たいのはそっちじゃないねん」って個人的に思った。私が見たいのは、異世界でのあらゆるフラグをへし折って自分の趣味の世界に浸り続けるおじさんの姿なんだよなあ。

 で、最終話はいつなん?延期しますって言い続けて放送されなまま、もう2月に入ってるんやが。

 

 

機動戦士ガンダム 水星の魔女(1クール目)

 うーん、これは百合(11話視聴後並感)。「メールは一日三回送って」ってなんだよ、ただの重くてめんどくさい彼女じゃねえか。

 実はちゃんとガンダムを見たのはこの作品が初(私が小さい頃に、姉がSEEDを見てた横で何も分かってない顔で佇んでたことはある)。それでもやっぱりガンダムはカッコイイね。話の内容云々が分かってなくても頭空っぽにしてカッコイイと思えるガンダム、もとい巨大ロボットは全人類共通のロマン。

 最終話で「純粋無垢な人間」から「純粋無垢な人殺し」に変容してしまったスレッタと、それに恐怖するミオリネとの価値観のすれ違い的な感じで二期は展開していくのかな?

 

 

SPY×FAMILY(2クール目)

 二期は主にボンドや夜帷にスポットが当てられた話だったね。あとは終盤ではデズモンドとの接触も。まあ普通に原作通りか。ボンドのコミカルさは原作の方が私は好き。文字を使ったコミカル演出でしか得られない栄養があるんですよ。

 ヨルが好きなので、24話は神。やっぱりヨル・フォージャーしか勝たん。家での童貞を殺しそうな服装よりも、外出着や寝間着姿の方が好きだったりする。

 

 

チェンソーマン

 正直特に言う事はない。デンジみたいに頭低学歴にしてバトルシーン見て「カッケー!」だとか「永久機関ってスゲー!」ってなってるぐらいが丁度いい。刀の悪魔倒したところできっかり1クールで、テンポ遅すぎも早すぎもせずよくまとまってるなと思った。

 やっぱり映像作品になってて作画も良いせいか、漫画よりもエロさが格段に上がってる気がした。パワーのおっぱいは正直私も揉んでみたいと少し思ったぐらいにはエロかった。

 まだ二部を1ミリも読んでないんよな。まあそのうち気が向いたら。

 

 

ヒューマンバグ大学 -不死学部不幸学科-

 もともとYouTubeの方でオリジナル作品の紙芝居上げてるところが、アニメも作りましたって感じなのね。YouTubeチャンネルの存在自体、アニメ見てから知ったわ。

 大筋のストーリー展開は特に言う事はないが、毎話の豆知識みたいなコーナーが面白かった。聞いたことがあるやつもあれば初めて知るのもあって、ある意味勉強になった。まあ豆知識知りたいだけだったら、それこそ豆知識紹介してるYouTubeチャンネル見ればいいだけなんだが()

 

 

ぼっち・ざ・ろっく!

 ぼっちの思考は、共感できるのもあれば「考えすぎワロタwww 自意識過剰乙」ってのが半々ぐらいだった。「考えすぎだろ」って思ったやつも、高校生とか大学2・3年生ぐらいの頃までだったら強く共感できたかもしれない。大学生活前半~後半にかけて、思考回路がぼっち的なものから、山田リョウ的なものに移り変わっていったんだと思う。

 ぼっちの思考回路で特に共感できるのが、「○○しすぎで、死刑!」ってやつ。厳密に言えば、昔の自分がよくそんな感じの自意識過剰な妄想してたから、ぼっちの妄想が過去の自分のことのように思えて恥ずかしくて死にたいということになるけれど。あとは、急に自分の才能が認められて大活躍!みたいなのもよくやってたなあと(今でもたまにやってしまう)。他にもあるが割愛。

 虹夏が一番好き。原作五巻巻末の過去話とかそういう話は置いといて、見た目とか性格とかを総合的に見て虹夏が好き。

 二期では、一期で聞けなかった虹夏の「山田ァ!!」が聞けることを願う。

 

 

モブサイコ100

 やっぱりこういうのでいいんだよ。アツいバトルと、それに伴う主人公の成長、こういうのでいいんだよ。一期や二期の記憶が遥か彼方なので、「誰だっけこいつ?」みたいなのがちらほらあったけど、激熱のバトル展開の前ではそんなの関係ない。頭空っぽにして激熱展開を眺めましょう。最終話でエクボが再登場したときはリアルで叫んだ。興奮して心の中で叫んだとかじゃなくてガチの咆哮。

 バトルもよかったけど、もちろんそれ以外のストーリーも面白かった。群像劇が割と好きなので、色んな人の色んな想いや成長は見ていて感動した。終盤ではモブにスポットが当てられてたわけだけど、「普通の人間であろうとするモブも、超能力を持っているモブも、どちらも等しくモブの人間性である」ってのは、よく考えれば当たり前のことだけど大事なことだよな。

 モブ、結局つぼみちゃんに振られたけど交流はあるの草。「まだあなたのことよく知らないから、まずはお友達から」みたいな感じやん。もともと幼馴染だったわけだから、正確にはお友達の関係をもう一度始めるって感じかな。